組織の中で出世するには、どうしたらいいでしょうか?

仕事が出来る=出世 

このように思っている人はたくさんいるでしょう。

しかし、実際は、仕事が出来ても出世できない人を、皆さんも、たくさん目にしているのではないでしょうか?

組織の中で出世するための条件として考えられることは、いくつかあります。

今回は、その中の一つについて書きたいと思います。

敵を作らず、味方にする。

私は20代まで、職場で自分と合わないと思った相手には、本人に伝わってしまうほど露骨に、「嫌い」という雰囲気を出していました。

当時の私は、『自分はラグビーで入社したのだから、ラグビーで結果を出していれば、ある程度許される』と勘違いをしていたのです。

私の書籍『ラグビーレジェンドから学ぶ5つの教え』にも書きましたが、

その数年後、ラグビー部が廃部になり、私が気づいたことは、ラグビーがなければ、自分は会社から必要とされていない人間であった、ということでした。

また、自分が担当していた仕事は、周りの人の力を借りないと完結しない仕事であり、自分一人では何もできないのだと、改めて知ることになったのです。

そんな時に、尊敬する経営者の方から、

『人には良くしろ、敵を作るな!なぜなら、人が運を運んで来るからだ!』

という言葉をいただきました。

その言葉を聞いた日から、私は努めて敵を作らないように、謙虚に振る舞い、どんなにまわりの人に嫌味を言われても、自分が悪くないことで罵倒されても、言い返すことはせず、仕事を手伝ってくれる人たちに感謝だけを伝え続けました。

そして、自分に与えられた仕事を全うすることに集中しました。

しばらくすると、自分に一番厳しかった人が、自分の一番の協力者になってくれていたのです。

1年もすると、お客様、問屋、メーカーと私に協力してくれる人たちが増え、周りの人からも特別扱いをされるようになりました。

そして、部署で役職が一番下だった私が、周りの協力を得て、次第に、仕事で大きな影響力を持つようになっていったのです。

このように、会社で650人中リストラ候補No.1だった私でも、営業でトップになれたのは、どんなに合わない相手でも、“敵を作らない”ように、肯定することで、味方となる協力者を増やし、自分の能力以上の結果を出せるようになったからだと思います。

こういう話をすると、『全員に好かれるのは、不可能でしょう?』と言われます。

無理に、全員に好かれる必要はありません。敵を作らないことが大事なんです。

もしも、職場に、どうしても好きになれない人がいたとしたら、その人の前では感謝を伝え、いないところでは徹底的にその人を褒めるのです。

いわゆる【陰褒め】です。

陰褒めは、凄い効果を生みます。

敵を作らない行動、是非、実行してみてください。

周りの人たちに応援してもらえるようになると、あなたの役職もどんどん上がっていくことでしょう。

『敵を作らない』天才、北原照久氏と。