今回は役員教育について、お話し致します。
問題を抱える会社では、役員社員と社長との考えにずれが多いことが多々あります。
社長がどんなに頑張っても、役員や幹部社員とのレベルの違いにより、成長どころかトラブル続きになるケースが非常に多いのです。
役員や幹部社員の質や考え方のレベルは、会社の将来を左右します。
社長と同じベクトルのブレーンがいると、会社は成長するうえに、社長の負担も軽くなる
たとえば、社内外から、役員、幹部社員を登用する場合、
過去に会社経営で実績をあげている人材でしたら、安心できますが、
経営実績のない人材を登用した場合には、しっかりと教育することが必要になります。
一番みかける悪い例は、作業が出来る人間の登用です。
分かりやすく説明すると、作業が出来るが仕事が出来ない人材。
では、仕事が出来る人材の登用なら良いかというと、それだけでも足りません。
役員は一緒に経営を担う人材です。どんなに仕事ができる人材でも、経営というものを基礎から学ぶ必要があります。
仕事ができても、経営が身についていないと、会社としての結果は出せません。
ビジネスは常に本番です。
いくら運動神経がよい人間でも、大事な野球の試合に、野球未経験の人間をいきなり代打で送り出すようなものだからです。
経営学、組織論、心理学の基礎を学んでもらうことで、いつでも本番に対応でき、経営者の想いを理解することが可能になります。
役員、幹部社員の教育、育成が、会社の将来を左右する、ということに気づかずに、
雇われマインドの人材を登用して、何の教育もしなかったために、困っている経営者が非常に多いのが現実です。
人格者であること、経営を学ぶこと、組織論と人の心理を理解していること、これらをきちんと教育することが、継続的な企業への基礎になります。
このポイントについては、私の得意分野ですので、お気軽にご相談下さい!