『46歳独女の頑張らない贅沢な生き方』の著者CHACOさんの言葉です。自伝を書いて感じたことを送ってくださいました。
ある日突然舞い込んだ「自伝執筆」のお話。そこから出版までの半年間、あっという間でありながらも私にとってかけがえのない時間になりました。自伝を書き終えた今、改めて強く感じたことは人生に無駄な経験など一つもなく、すべてが「未来への伏線」だということ。そして今まさに、その伏線を回収する時を迎えていることを執筆を通じて実感することができました。これは、ここからまた半世紀生きていく私自身に贈られた”スペシャルなギフト”になりました。
今の私は、自分史上最も自分らしく、頑張らずに贅沢な生き方が出来ていることに心から感謝しています。その一方で、忙しさに追われたり、課題や悩みに直面すると感謝の気持ちを忘れてしまい、その度に心の迷子になってしまうことがあります。でも、今回自伝を書き上げたことで「迷ったときこそこの本を読み返そう」と思いました。今の私があるのは、あの時あの瞬間に“今の自分”と向き合い、諦めずに歩んできた結果であることを、改めて強く感じられたからです。
決して世間に胸を張れるような生き方をしてきたわけではないですし正直、人には言えなかった「知られたくない自分」も自伝に書くかどうかも最初は悩みました。でも、「ありのままの自分を認めて愛する」ということを40歳から実践してきた私にとって、この自伝はまさにその集大成でした。だからこそ、自分をそのまま書き綴ることを決意しました。
そんな思いから書き上げたこの一冊は、私のようになかなか前に進めず、ときには自分を見失ってしまう人たちに、少しでも勇気を届けたい、という願いを込めたものです。そして、執筆の過程は、自分のこれまでの人生と向き合い、良かったことも辛かったこともすべて振り返りながら、“今の自分”と答え合わせをするような作業でもありました。その過程で得られた多くの気づきが、私に自信を与え、新たな夢や目標を持つ原動力になりました。
今回の自伝出版は、私にとって「新たなステージ」に向かって歩み出すために必要な経験であり、これ以上にない自己成長の機会だったと思います。 また機会があれば、ぜひ執筆に挑戦したいと思いましたし、自分を見つめ直し、新たな一歩を踏み出したいと願う方には、自伝を書くことを心からお勧めしたいと思います。