自伝を書くということは、自分自身としっかり向き合うことでした

自伝を書くということは、自分自身としっかり向き合い、これまでの人生の意味を改めて捉えなおすことに他なりませんでした。途中、メンタル面で苦しくなったり、うまく文章がまとまらなかったり。それでも自分の経験が、きっと誰かのお役に立てると信じ、こうして書き上げられたこと、感無量です。これもひとえに、どんな時も、親身に寄り添いサポートして下さった編集者さんはじめ出版チームの皆様のお影です。ほんとうにありがとうございました。

また、取り組む前と後では、私の意識も周りの環境も変わってきました。もちろん好ましいほうに。文章を書いたり、自分の気持ちを伝えるのが苦手な私が、自伝を書けたという、大きな自信になりました。このような貴重な経験をさせていただき、心より感謝しています。

「あしたをあかるくする魔法」の著者 倉田じゅんさん

娘の不登校をきっかけに、発達障害に気づく。
思うように気持ちが通じないもどかしさの中で、母子関係はすれ違い、やがて夫との関係にも影響が広がっていく。そんな出口の見えない状態に立たされたとき、ふと自分に問いが生まれる・・・

著者は、ただ苦しさを乗り越えただけじゃなくて、その過程で「自分を見る勇気」を選んだ人です。人はつい、外側に原因を探してしまうものなのに、ちゃんと自分に問いを向けたこと。それこそが、この物語のいちばんの価値かもしれません。そして何より、「変わる」という選択を、実際に行動で示したこと。その一歩が、家族の流れまで変えていった。
これは本当にすごいことです。

著者の経験は、きっと同じように悩んでいる誰かにとって、
“責めるための言葉”ではなく、
“希望としての気づき”になると思います。